欧米映画で聞かれる「ジーザス・クライスト」の意味

欧米映画を観ていますと、頻繁に聞くフレーズがあります。その中の「ジーザス・クライスト」について、調べることにしました。

「ジーザス・クライスト」が日本語の「イエス・キリスト」であることはご存知の方も多いでしょう。


■ Jesus Christ – – イエス・キリスト、ジーザス・クライスト、神の御子
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
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ギリシャ語が語源のため、日本語と英語では発音がかなり異なったようです。

「Jesus(イエス / ジーザス)」はユダヤ人男性の名前です。
「Christ(キリスト / クライスト)」は「救う者、救世主、預言者」を意味しています。
「Jesus Christ」は「救世主イエス」という意味になります。

映画で頻繁に聞かれる台詞は、「Jesus Christ(ジーザス・クライスト)」で、意味としてはいろいろあります。また、省略して「Jesus(ジーザス)」のみ使われることもあります。

「お~神様!」「なんてこった!」「本当かよ!」「信じられない!」「凄いなぁ!」「助けて!」の様なニュアンスです。危機的なことだけでなく、信じられないような美しい景色などの様な場合にも使われます。

「Oh my God」と似ていますが、よりインパクトがある様に思います。


「なんてこった!妻が新型コロナウイルスに掛かった。」
“Jesus! My wife has covid-19.”

「凄すぎる!息子が司法試験にたった一回で合格した。」
“Jesus Christ! My son passed the state law examination at his first try.

クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う例祭です。
Christmas is an annual festival commemorating the birth of Jesus Christ.


フィリピン人は「オー・マイ・ゴッド」を割と頻繁に使いますが、「ジーザス・クライスト」はそれほど使わないように思います。ただ、そういうシチュエーションに出くわしていないからかもしれません。

カトリックでない人が、ネイティブの前で「オー・マイ・ゴッド」「ジーザス・クライスト」と叫ばない方が良いという忠告も多く見受けられました。

See you next time!