知人宅へ行った時に、いろいろと出してくださる奥様に「どうぞお構いなく」って言いたかったのですが、表現に迷って言えませんでした。早速、「お構いなく」について調べました。
■ bother – – (動詞)くよくよする、悩む
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
お構いなく。どうぞお構いなく。
Please don’t bother (yourself).
Don’t bother (yourself).
*直訳は、「悩まないで。」「あなた自身を悩ませないで。」の様なニュアンスで、それが「どうぞお構いなく。」の意味として使われます。
Aさん:「何か冷たい飲み物はいかがですか。」
Ms. A: “Would you like something cold to drink?”
Bさん:「どうぞお構いなく。」
Mr. B: “Oh, please don’t bother yourself.”
■ trouble – – (動詞)心配する、悩む、(名詞)心配、やっかい事
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
お構いなく。どうぞお構いなく。
Please don’t trouble (yourself).
Don’t trouble (yourself).
どうぞお構いなく。
Please don’t go to a lot of trouble.
Don’t go to any trouble for me.
*「go to trouble」は「苦労する、手数を掛ける」という意味です。
Aさん:「あなたのために昼食を用意しています。」
Ms. A: “I am preparing lunch for you.”
Bさん:「いや、結構です。どうぞお構いなく。」
Mr. B: “No, thank you. Please don’t trouble yourself.”
下記の様な表現を用いることもできます。
ご心配なさらずに。気にされないでください。
Please don’t worry.
構わないでください。気にされないでください。
Please don’t mind me.
大丈夫です。結構です。
That’s all right.
大丈夫です。平気です
I’m alright.
「Please don’t bother yourself.」「Please don’t trouble yourself.」は、意味を考えると、「お構いなく」の表現として瞬時に口から出てこないかもしれません。慣用句のように、丸暗記で使うようにしたいと思います。
また、言い方によっては異なるニュアンスに取られて誤解されることもありますので、「Please」を付けて丁寧にやんわりと言うようにしたいです。
See you next time!