「あなたは本当に気が利く」って言いたかったのですが、「気が利く」の表現が出てきませんでした。早速調べました。
「気が利く」の意味には、2つある様です。「あの人は気が利く人だ。」の場合には、「細かいところにまで注意が及ぶ人」という意味です。「それは気が利いた台詞だ」の場合には、「粋である、しゃれている」いう意味です。今回は、前者について調べました。
■ attentive – – (形容詞)注意深い、気配りの行き届いた、気をつかう、親切な、いたわる、丁重な
アビゲイルは、本当に良く気が利く人だ。
Abigail is really an attentive person.
彼女は本当によく気がつく。
She is very attentive.
その介護士はかゆい所に手が届くように介護してくれた。
The care giver was so attentive that she anticipated my every wish.
*「anticipate」は、「予期する。事前に読んで対処する。」の意味です。
■ have judgment – – 気が利く
■ have good sense – – 気が利く
■ be sensible – – 気が利く、気を利かす、感ずる
日本人は気が利く。
The Japanese have judgment.
The Japanese have good sense.
The Japanese are sensible.
■ have a (good) head on one’s shoulders – – 実務的才能がある、賢い
直訳では「肩の上に良い頭を持っている」と言う意味で、「頭が良い」「切れる」「機転が利く」「気が利く」というニュアンスの意味です。
彼はなかなか気が利く。
He has a head on his shoulders.
あなたは、本当に良く気が利く。
You really have a good head on your shoulders
上記以外にはいろいろな表現が見つかりました。今回は、形容詞「attentive」が意味的も近く、使い易い様に思いました。
フィリピンに住むようになりましてから、「日本人は本当に良く気が利く」と実感しています。フィリピンのサービス業である、ホテル、レストラン、ファーストフードなどでは、本当に気が利かないスタッフばかりに思います。
テーブルにある呼び出しベルを何度押してもスタッフが来ずに、店を出たことが何度もあります。とにかく、客のことよりも、同僚とのおしゃべりや携帯でのテキストに夢中であることが多いです。
さすがに、ファイブスターホテルや一流レストランでは、日本とほとんど変わらない気配りができていると言って良いでしょう。
See you next time!