「それは自己責任でやってほしい」と言いたかったのですが、「自己責任」の表現に迷いました。
「It’s your responsibility.」と言うと、「それはあなたの責任だ。」となり、少しニュアンスが違ってしまいます。
「You should be responsible for that.」と言うと、「あなたはそれに責任を持つべきである。」となり、やはり少しニュアンスが違う様に感じます。
早速、「自己責任」の表現について調べました。
■ self-responsibility – – 自己責任
■ personal responsibility – – 自己責任
■ individual responsibility – – 自己責任、個人責任
英語辞書には、上記表現が掲載されています。ただ、上記表現は日本語で言う「自己責任」の表現ではあまり使われていないという意見をいくつか見かけました。
「responsibility」は、仕事上などでの「責任、 義務、義理」という意味であり、「もし行って何かあったら自分で責任を取る」という「自己責任」の場合とニュアンスが少し異なるのかもしれません。
検索で調べますと、記事のタイトルや記事内でも多く見かけますが、やはり日本語の「自己責任」とは少しニュアンスが異なるケースが多い様に感じます。
■ at one’s own risk – – 自己の責任において
*何か合っても
*「risk」は、「リスク、危険、危険負担、冒険」という意味です。
自己責任です。
Do at your own risk.
自分の責任において何でも行うこと。
Do everything at your own risk.
自己責任で駐車してください。(掲示)
PARK AT YOUR OWN RISK.
*車両の損失あるいは損害は当社に責任はありません。
人々は自分自身の責任でその山に登る。
People climb that mountain at their own risk.
これらの無料アプリケーションは自己責任でご利用ください。
Use these free applications at your own risk.
彼は自己責任でその危険地帯を訪問すべきである。
He should visit the danger zone at his own risk.
日本語で言う「自己責任」は、「リスクを自分で負う」という意味ですので、「at one’s own risk」は非常に合っている表現の様に思います。使い方も簡単ですので、今後、どんどん使うことにします。
See you next time!