「喪中」の人と話をしていて、「喪中」と言う単語が知りませんでした。早速、喪中関係の表現について調べることにしました。
まず、英語圏には、喪中は無い様です。ただ、喪中に該当する単語はありますので、それらを使うことで表現できそうです。
■ mourn – – (自動詞〕〔死者・死・損失・不幸に対して〕嘆く。悲しむ。弔う。
■ mourning – – (名詞)喪中
喪中の「mourning」と、朝の「morning」は、かなり似た発音です。日本人は区別し難いと思いますが、前後の会話で説明することで誤解のない様にしましょう。また、喪服のモーニングは「mourning」の方です。
当家は喪中の最中です。
Our family is in a mourning period.
わが家、祖父が亡くなったため喪中です。
My family is in mourning for my grandfather.
鈴木さんは彼の父の喪中である。
Mr.Suzuki is in mourning for his father.
■ go into mourning – – (名詞)喪に服する
私たちは少なくとも来年は喪に服さなければならない。
We have to go into mourning at least the coming year.
その時、全ての日本人が喪に服した。
All Japanese went into mourning at that time.
喪が明けた。
I am out of mourning.
喪中のため年始のご挨拶を遠慮します。
I am sorry that I won’t send you New Year greetings this year.
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。
I apologize for having to refrain from New Year’s greetings, as I am in mourning.
*「refrain from」は、 「~するのを控える」という意味です。
■ mourning/mourning dress – – 喪服
デイビス夫人は喪服を着ている。
Mrs. Davis is in black.
エマは喪服を着ていた。
Emma was dressed in black.
その未亡人は喪服を着ている。
The window is clad in sable.
*「clad」は動詞「clothe」の過去分詞です。
*「sable」は、「クロテン、黒色」と言う意味です。
女性は喪服を着ると美しく見えると言われている。
It is said that women look beautiful in black.
喪中に関しては、かなりいろいろな表現がありますが、今回は一般的なものだけに絞りました。
フィリピンは、カトリックの国ですので、喪中はありません。葬儀は日本と似ていますが、葬儀で酒などを飲む習慣はなく、簡単な軽食を出す程度です。
出棺は、霊柩車以外に、複数の車両や徒歩で多くの人が行進しながら、セメタリーへ一緒に行きます。大きな葬儀になりますと、数百人の人が長い距離を歩きます。
See you next time!