「kind of」の意味と使い方

「I kind of don’t like raw fish.」と言う文章を目にした時に意味が理解できませんでした。調べると、「私は刺身は少し苦手です。」という意味であることがわかりました。

「kind of」と聞くと、まず「~の種類」「~の一種」と言う意味をイメージします。「What kind of food do you like?(どんな食べ物が好き?)」は、良く聞きます。

早速、「kind of」の意味と使い方について調べました。


「遠回しに言う」「曖昧に言う」「表現をぼかす」「はぐらかした言い方」などのニュアンスを出します。

■ kind of – – ほとんど、大体、やや、どちらかと言えば、なんか、ちょっと、少し、まあまあ
*「kind of」は口語では「kinda」と省略されることもあります。
*「kinda」の発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

なんか気分が優れません。
I’m kind of sick.

うちの息子はどちらかというと内気です。
My son is kind of shy.

彼はどちらかと言うとケチだ。
He is kind of stingy.
*「stingy」は「けちな、しみったれた、金に汚い」という意味です。

私は刺身がまあ好きです。
I kind of like Sashimi.

今日はちょっと寒い。
It’s kind of cold today.

ちょっと面白いと思う。
I think it’s kinda funny.

あの先生はちょっと嫌いだ。
I kinda hate that teacher.

なんだかお腹が空いてきた。
I’m getting kind of hungry.

私は彼女が来ることを少しは予期していた。
I kind of expected her to come.

今、ちょっと便秘気味です。
I kind of have constipation now.

私は辛い料理は少し苦手です。
I kind of don’t like spicy foods.

今日はちょっと疲れたから寝る。
I’m kind of tired so I’m going to sleep.

あなたの言っていることがちょっとよく分かりません。
I kind of don’t know what you are saying.


相手の質問に対しての返答の場合にも使われます。「Yes」「No」の様に明確な返答をしたくない場合に使うことができます。あるいは、相槌のように「そうだね」「うんうん」の様にはぐらかした返事となります。

■ kind of – – まあね、そうかも、うん、そんな感じ

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「学校は好き?」
“Do you like school?”

「まあね。」
“Kind of.”
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「仕事しているの?」
“Do you have a job?”

「うん!まあね。」
“Yeah, kind of.”
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「お腹空いてる?」
“Are you hungry?”

「そうかもね。」
“Kind of.”
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「まだ私のこと愛してる?」
“Do you still love me?”

「そんな感じ。」
“Kind of.”
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「kind of」を使いこなせると、少し上達した気持ちになれそうです。

See you next time!