「彼は人を見る目がない」と言いたかったのですが、「人を見る目がある/ない」の表現に迷いました。早速、「人を見る目がある」「人を見る目がない」の表現について調べました。
■ have an eye for – – 目が利く、目が効く
私は美しいものをみる目を持っている。
I have an eye for beauty.
グレイスは芸術を見る目がある。
Grace has an eye for art.
うちの息子は女性を見る目がない。
My son has an eye for women.
上司は人を見る目がある。
My boss has an eye for people.
父は絵を見る目がある。
My father has an eye for paintings.
彼は人を見る眼があると言われている。
It is said that he has a good eye for people.
残念ながら、うちの社長は人を見る目がない。
I’m afraid that our president don’t have a very good eye for people.
■ be a good judge of – – 目が利く、目が効く
*「be a bad judge of」「be a poor judge of」は、「見る目がない、目利きない」という意味になります。
私は人を見る目がある。
I’m a good judge of people.
私は宝石を見る目がない。
I’m a poor judge of jewels.
夫は芸術を見る目がある。
My husband is a good judge of art.
ターナーは人に対する目利きがとてもよい。
Turner is a very good judge of character.
私の会社は従業員を見る目がない。
My company is a bad judge of the employees.
その映画監督は俳優を見る目がある。
The movie director is a good judge of actors.
妹は男を見る目がない。
My sister is not a good judge of men’s characters.
「have an eye for」と眼の表現に単数形の「eye」を使っている理由が良くわかりません。ただ、「have eyes for」は「に目が向いている、に興味がある」という違った意味になってしまうようです。
漠然と「人」という表現には、「character」「people」「people’s character」「human characters」などが使われていました。
See you next time!