提案の「proposal」「suggestion」「offer」「proposition」の違い

「ご提案ありがとうございます。」という時に、「提案」にどの単語を使うか迷いました。早速、提案を意味する「proposal」「suggestion」「offer」「proposition」の違いについて調べました。


■ proposal – – (名詞)申し込み、提案、計画
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

私たちは彼の提案に同意した。
We agreed to his proposal.

私たちはあなたの申し出に感謝します。
We appreciate your proposal.

私はその問題についての提案があります。
I have a proposal for that problem.

その提案で我々のチームは2つに分裂した。
The proposal split our team into two.
*「split」は、「分裂させる、仲たがいさせる」の意味の「split」の過去形です。


■ suggestion – – (名詞)提案、提言、提議
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

私はそれについて提案があります。
I have a suggestion about it.

ご提案ありがとうございます。
Thank you for your suggestion.

彼は私たちに具体的な提案をしてくれた。
He made a concrete suggestion to us.

もしあなたが良い職を見つけたいならば、私のあなたへの提言は英語を一生懸命勉強することです。
My suggestion for you is to study English hard if you want to find a good job.


■ offer – – (名詞)申し出、提供、申し込み、提案
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

我々はその申し出を断わった。
We rejected the offer.

私は彼の提案に応じるつもりです。
I will accept his offer.

彼女はこの提案を拒絶するだろう。
She will decline this offer.

私たちの雇い主は労働者にある提案をした。 –
Our employer made an offer to the workers.


■ proposition – – (名詞)提案、提議、計画、案
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

私はその提案を強く支持したい。
I’d like to be strongly in favor of the proposition.

私の上司はその購入について一つの提案を持っています。
My boss has a proposition in regards to that purchase.
*「in regards to」は「について、関して」という意味です。


「proposal」は、仕事などでのある程度オフィシャルな提案、計画などに使われます。
「suggestion」は、どちらかと言うと個人的なアドバイス、アイデアなどに使われます。
「offer」は、相手の望むもの、相手にとって良いものを、提示する時に使われます。
「proposition」 特にビジネス上、商業上で提案されたものに使われます。


「proposal」は結婚の申し込みにも使われます。

私は彼女にプロポーズします。
I will make a proposal of marriage to her.

また「propose」という動詞でも表現できます。

私は彼女にプロポーズします。
I will propose to her.


See you next time!