「Let’s」と「Let us」の意味の相違について

「Let’s」と「Let us」の違いについて、自分自身が理解できていないことに気づきました。

「Let’s」は「Let us」の短縮形ではないとサイトで書かれている方もいますが、私は短縮形という考えで良いと思います。

ただ、実際に使われる状況では意味が異なる時があります。早速、「Let’s」と「Let us」の意味の相違について調べました。

let-us


■ Let’s

行きましょう。
Let’s go.

踊りましょう
Let’s dance.

昼食にしましょう。
Let’s have lunch.

英語で話しましょう。
Let’s talk in English.

彼女を昼食に招待するは止めよう。
Let’s not invite her to lunch.

両親に真実を話すのはやめよう。
Let’s not tell my parents the truth.

地球のエネルギー資源を無駄にしないようにしよう。
Let’s not waste earth’s energy resource.

喧嘩はやめようね。
Let’s not fight!

喧嘩はやめようね。
Don’t let’s fight.


■ Let us

家に帰ろう。
Let us go home.

仲直りしよう。
Let us shake hands.

皆で祈りましょう。
Let us pray.

私たちを行かせて。(許可を求める)
Let us go.

私たちにその写真を見せてください。(許可を求める)
Let us see the pictures.

私たちにお知らせください。(許可を求める)
Please let us know.


「Let’s」は聞き手も含めて「~しましょう。」というニュアンスとなります。

対して、「Let us」の「let」は使役動詞で、
1.聞き手も含めて「~しましょう。」
2.聞き手を含まずに許可を求める「~させて。」というニュアンス
の両方の意味が存在します。

1.の場合には、やや堅苦しい表現のようです。
例えば、「Let us go to the party.」は、子供が親に「私たちをそのパーティに行かせて」となる場合と、友だち同士で「皆でそのパーティに行こうよ」となる場合があります。その状況でどちらであるかは容易に区別できると思います。

See you next time!