フィリピンのタクシー事情Part5

フィリピンのタクシー事情を踏まえて、どの様に利用することが安全であるかを考えてみたいと思います。


  1. 基本は乗らないこと
  2. タクシー利用のリクスを避けるに、できるだけ利用しないことが一番です。

    空港からの場合には、ホテルの送迎車、ツーリスト会社のレンタカー(運転手付き)、クーポンタクシーを使うのが良いでしょう。

    ホテルタクシー(HOTEL TAXI)
    ホテルタクシーは、そのホテル専属のタクシーです。ホテル予約の際に、空港送迎サービスがあるかどうか確認しましょう。また、空港送迎サービスがあるホテルを洗濯するのも安全策です。空港送迎が無料のホテルもありますし、有料の場合でも一般タクシーより多少割高程度です。

    ツーリスト会社のレンタカー(RENT A CAR)
    日系旅行代理店の数社では、レンタカー(運転手付き)を取り扱って、空港・ホテル間だけでなく、目的地までの利用ができます。空港からホテルが近い場合には、多少割高になります。

    クーポンタクシー(COUPON TAXI)
    空港には、クーポンタクシーがあります。行先により固定料金の先払いとなっています。固定料金で登録された運転手のみですので、最後にチップのみ渡せば良いですので、安心して利用できます。空港からかなり遠い場所へ行く場合には、多少割高になります。
    声を掛けてくる人は無視して、必ずクーポンタクシーのカウンターへ行って手続きしましょう。

    これらの利用は、一般タクシーに比べて料金が高くなることがありますが、非常に安全度が高いと言えます。

    空港タクシー(AIRPORT TAXI)
    マニラの3つの空港(第一、第二、第三)には、オレンジ色の空港タクシーがあります。空港タクシーは改造メーターのトラブルがありましたが、全て登録会社の車ですので、運転手が強盗になる可能性はまずないと言えます。

  3. 一人では乗らないこと
  4. 乗客が複数になればなるほど、強盗被害に遭う確率が下がります。

    昼間、良く知っているメイン道路利用の道順でしたら一人でも比較的安全かもしれませんが、夜間や道順を知らない場所へ行く際には、できるだけ複数で乗車する様にしましょう。

    特にガタイの大きいフィリピン人男性を伴うのが良いでしょう。

  5. 乗る場所を選ぶこと
  6. ホテルや大きなモールのタクシー乗り場などでは、セキュリティのスタッフが、乗車するタクシーのナンバーを控えてくれます。また、セキリティカメラが設置されていることもあり、それらは犯罪行為の抑止力につながります。

    また、ある程度のグレードのホテルでは、ドアマンなどのスタッフがいますので、乗車するタクシーのナンバーの記録を取ってほしいと言えばやってくれます。

    また、観光客が多い場所で客待ちしているタクシーはできるだけ利用せずに、客を降ろしたタクシーや流しのタクシーを利用する方が良いでしょう。

  7. 乗るタクシーを選ぶこと
  8. フィリピンの大先輩から教わりました。
    できるだけ個人ではなく、タクシー会社のタクシーを選びなさい。白のタクシーは、大半が個人オーナーのタクシーで、白以外の色やデザインのあるタクシーは、タクシー会社であると。また、比較的大きなタクシー会社名を覚えて乗る方がより安全だ。

    MGEは頻繁に見かける大手会社の様ですが、その他の会社は未だに良く理解していません。実際、白のタクシーの方が台数が多い様に思いますので、雨の日などはなかなか難しいかもしれません。

    また、非常に古いタクシーは、乗り心地はもちろんのことエアコンの効きも悪い場合が多いです。最近は、新車が増えてきましたので、できるだけ新車の車を選ぶようにしましょう。

  9. タクシーの運転手で選ぶこと
  10. これもフィリピンの大先輩から教わりました。
    いかにもと言う様な悪い顔の運転手、若くて体のごつい運転手は避けなさい。細身で年配の運転手が安全だと。

    実際、細身で年配の運転手は、運転も丁寧ですしメーター料金で問題なく行けるケースが多いです。でも、大半の運転手が20~30代でサングラスをしていますので、一見怖そうに見えます。

    フィリピンのタクシー事情Part6に続きます。