「それでは体裁が悪い」と言いたかったのですが、うまく言えませんでした。早速、「体裁」の表現について調べました。
日本語では「体裁」「体面」「外聞」「格好」「見映え」など、微妙にニュアンスが異なりますが、さて英語ではどうなのでしょう?
■ appearance – – (名詞)外観、見かけ、体面、体裁、見え、状況、世間体、情勢
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
私は体裁を気にしない。
I don’t care about appearances.
夫は体裁など気にしない。
My husband has no regard to appearance.
*「regard」は「心づかい、心配、顧慮」という意味です。
私の母は体裁で彼を判断する。
My mother judges a person by his appearance.
私の父は体裁ばかり気にしている。
My father is only concerned with appearances.
■ presentable – – (形容詞)体裁のいい、人前に出せる、見苦しくない
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
私は身なりを整えた。
I made myself presentable.
*「make oneself presentable」は、「身なりを整える」という意味です。
ボスはいつも体裁の好い身なりをしている。
My boss always makes a presentable appearance.
*「presentable appearance」は「良い身なり、見苦しくないさま」という意味です。
「体裁」という表現ではありませんが、「体裁」の意味を入れることで同様のニュアンスを表すこともできます。
私の妻は人が彼女をどう見るかをいつも気にする。
My wife always cares about how people see her.
今回、「appearance」は、単に「外観」という意味だけではなく「体面」「世間体」という少し幅の広い意味を持っていることがわかりました。
「体裁」と同じように使うことができる単語は英語には無い様です。「体裁」の表現を調べますと、かなり多くのサンプル文があります。相手に理解してもらえれば、どの様な表現でも問題ないように思います。
See you next time!