「mere」の意味と使い方

ある時、英語の文章の中に「mere」という単語が目に留まりました。過去にあまり見た記憶がありません。早速、「mere」の意味と使い方を調べました。


■ mere – – (形容詞)ほんの、たったの、単なる、全くの、全く~にすぎない.
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

それは噂話に過ぎない。
It is a mere gossip.

エイドリアンは単なる外科医ではない。
Adrian is not a mere surgeon.

私は一介の教師にすぎない。
I am a mere company employee.

カミラはたかが臨時の店員だ。
Camila is a mere extra salesgirl.

処罰は形ばかりであった。
The punishment was a mere formality.

貴重な車をたったの10ドルで売った。
I sold my priceless car for a mere $10.

私はその出来事は単なる偶然だと思う。
I believe the event is a mere coincidence.
*「coincidence」は「偶然、一致、同時発生、合致」という意味です。

私はその事件の時にはまだ子供でした。
I was a mere child at the time of the incident.

私の故郷はマニラからわずか30分のところにあります。
My hometown is a mere 30 minutes from Manila.

たったの2分後に、彼女は心変わりをした。
A mere two minutes later, she had a change of heart.


「mere」と「only」はほぼ同じ様な意味合いですので、どの様な違いがあるのか調べました。日常では「only」の方が圧倒的に多く使われています。「mere」は、かなり大げさに、誇張して「ほんの~」「たったの~」と表現したい時に使われることが多いようです。従って、その状況や前後の文章にも大きく関連してきます。

私はこれ以上の違いを説明することができませんので、さらに詳しく知りたい場合には「mere only 違い」などをキワードにして検索してみてください。

ネイティブ以外の人に突然使っても相手が理解してもらえない場合が多そうに思います。

See you next time!