ある記事に、「彼の身長はサバを読んでいる」というのがありました。さて、「サバを読む」とは英語でどの様に表現するのでしょうか?早速、「サバを読む」「鯖を読む」について調べました。
「サバを読む」とは、人の年齢や身長、体重などを自分の都合のために実数とは異なった数値を言うことです。要するにごまかしです。語源は、冷蔵庫がない江戸時代に、足の早い鯖の数を早口で適当に数えたことらしいです。
■ fudge – – (動詞)でっちあげる、いい加減にこしらえる、不正をやる、ごまかす
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
*「fudge」には、名詞で「柔らかいお菓子」「チョコレート・シロップ」のような意味もあります。
fudge the count – – 数をごまかす
fudge on one’s age – – 年をごまかく、年齢をサバ読む
私は2歳年齢をサバ読んでいた。
I fudged on my age by 2 years.
私は彼女が年齢をサバ読んでいることを確信している。
I am sure that she fudges her age.
ケイリーは年を10才サバ読んでいる。
Kaylee fudges on her age by ten years.
ほとんどの女性は体重をごまかしている。
Most women fudge on their weight.
私はその男優は慎重をサバ読んでいると思う。
I guess the actor fudges on his height.
聞き手側が「fudge」を理解していないと思われる場合には、下記の様な表現を用いて補足するのも必要かもしれません。
私は彼女が年齢を偽ったことを知っていた。
I knew she faked her age.
私は彼女は年を偽っていると思う。
I guess she lies about her age.
私は彼女は5歳ばかりさばを読んでいると思う。
I guess she is putting five years or so.
私は彼女はわざと年を数え違えていると確信している。
I am sure she miscount her age on purpose.
大半の人たちは、体重や身長の調査でサバを読んでいる。(記事タイトル)
Most people fudge numbers on weight and height surveys
年齢のサバ読み:インドのスポーツのアキレス腱(記事タイトル)
Age-fudging: Indian sport’s achilles’ heel
*「achilles’ heel」は、「弁慶の泣き所、アキレス腱、唯一の弱点、急所」という意味です。
113才の老女は、フェイスブック(のアカウント)を得るために年齢を偽らなければならなかった。(記事タイトル)
113-year-old woman had to fake her age to get on Facebook
*年齢の選択肢が99才までしかなかったので、実年齢113才を99才とサバ読む必要があったという話です。
See you next time!