「if you like」という文章は、日常会話でも文章でも時々見聞きします。早速、その意味と使い方を調べました。
■ If you like – – もし宜しければ、お好みならば、何なら、そう言ってよければ、言ってみれば
相手に対して何か提案やアドバイスをする時に付け加えます。
もし帰宅したいなら帰宅してもいいですよ。
You can go back home if you like.
行きたかったらパーティーへ行けば。
You can go to the party if you like.
よろしかったら、日本語を教えますよ。
If you like, I will teach you Japanese.
良かったら海水浴へ行きましょう。
We will go to the seaside if you like.
宜しかったら明日事務所にお伺いします.
I will wait upon you at your office tomorrow if you like.
ある表現を他の言葉で置き換える時に付け加えます。ニュアンスとしては、「もしあなたがそう言いたい、あるいは、そういう考えを持っているならば、そのように考えることも出来ますね。」という断定を避けた謙虚な意味合いです。
言ってみれば、それは詐欺も同然ですね。
It’s nothing less than fraud if you like.
言ってみれば、彼は語学の天才ですね。
if you like, he is a genius for languages.
言うなれば、あの老人は大きくなった少年だ。
That old man is a grown-up boy if you like.
かなり似た表現として「if you want」「if you will」があります。
「if you want」は、「if you like」とほぼ同じニュアンスのようです。「if you want」は決して横柄な表現ではなく、日本語では「もし宜しければ」「あなたがそうされたいならば」のような意味です。
「if you like」が「申し出」、「if you will」は「要求」という若干のニュアンスの違いがあるようです。日常では「if you like」の方がよく使われる一般的な表現です。
この様な表現を文の最後にさり気なく言えるようになりたいですね。
See you next time!