口語で、主語が複合の場合に、動詞が単数形と複数形のどちらになるのか迷う時があります。早速、きちんと調べることにしました。
私は警察官です。
I am a police officer.
あなたは警察官です。
You are a police officer.
あなたと私は警察官です。
You and I are police officers.
あなたも私も二人とも警察官です。
Both you and I are police officers.
*「You and I」「He and I」の様に、「I」は後ろとなります。
*「You and I」は、「We」と同じです。
*be動詞は複数形に一致して「are」となります。
私は支払わなければならない。
I have to pay.
彼は支払わなければならない。
He has to pay.
彼と私は支払わなければならない。
He and I have to pay.
彼と私の二人とも支払わなければならない。
Both he and I have to pay.
*「You and I」「He and I」の様に、「I」は後ろとなります。
*動詞は複数形に一致して「have」となります。
私は明日行く。
I am going tomorrow.
あなたは明日行く。
You are going tomorrow.
あなたか私が明日行く。
You or I am going tomorrow.
あなたと私のどちらかが明日行く。
Either you or I am going tomorrow.
*「You or I」「He or I」の様に、「I」は後ろきます。
*「You or I」は、「You (are going) or I am going」の略の様なものです。
*be動詞は動詞に近い主語に一致して「am」となります。
グラス1個あるいはカップ2個が壊れていた。
Either a glass or two cups were broken.
*be動詞は動詞に近い主語「two cups」に一致して「were」となります。
グラス2個あるいはカップ1個が壊れていた。
Either two glasses or a cup was broken.
*be動詞は動詞に近い主語「a cup」に一致して「was」となります。
彼女も私もその仕事はしたくない.
Neither she nor I want the job.
*動詞は動詞に近い主語「I」に一致して「want」となります。
あなただけでなく、ジョンも英雄だ。
Not only you but also John is a hero.
*動詞は動詞に近い主語「John」に一致して「is」となります。
彼女と同様にあなたも美しい。
You as well as she are beautiful.
*この文では主たる主語は「you」です。
*「as well as」の前にある主語「you」に一致して「are」となります。
再度整理します。
「A and B」「both A and B」の複合主語は、動詞が複数形に一致します。
「A or B」「either A or B」「neither A nor B」「not only A but also B」でつながった複合主語は、動詞に近い主語Bに一致します。
「A as well as B」は、Aが実際の主語のためAに一致します。
但し、上記の原則には一部例外があります。受験などが目的で勉強されている方は、もう少し掘り下げて調べてみてください。
今回で、完璧に覚えることができたと思います。
See you next time!