フィリピンの物価は高いか安いか?

今回は、フィリピンの物価について解説させて頂きます。物価は英語で「prices」と言います。

フィリピンの通過は、Peso(ペソ)です。補助通貨はペソの1/100のCentavo(センタボ)があります。
2013年9月26日現在の円ペソレートは 1万円≒4,400 Pesos、100 Pesos≒227円 です。
ここ5年程度の推移を見ますと、1万円が4,000 Pesoから5,500 Pesoで変動しています。大まかには円の2倍と考えて良いでしょう。

項   目価   格日本との比較
30 - 50 Pesos / 1 Kgかなり安い
豚肉、鶏肉160-220 Pesos / 1 Kg
牛肉300-450 Pesos / 1 Kg
4.5-5 Pesos / 1個ほぼ同じ
キャベツ30-40 Pesos / 中サイズ1個
もやし20 Pesos / 大1袋
食パン20-25 Pesos / 中サイズ
インスタントラーメン6-10 Pesos / 1 袋
ハンバーガー10-30 Pesos / 1個
ビール20-25 Pesos / 330 ml ボトルかなり安い
コーラ(中身のみ)12 Pesos / 180 ml
コーラ(ペットボトル)48 Pesos / 1.5 L
タクシー初乗り料金40 Pesosかなり安い
インターネット(DSL)1000-2000 Pesos / a monthかなり高い
理髪店50-100 Pesosかなり安い
マッサージ200-250 Pesosかなり安い
映画180 Pesos / 1 Personかなり安い
ガソリン45-50 Pesos / 1 Lほぼ同じ
洗車(手洗い泡洗車+車内清掃)50-80 Pesosかなり安い
Tシャツ50-150 Pesos
ビーチサンダル50-200 Pesos

水道料金は日本よりかなり安いです。電気料金は日本と同等かやや高いです。ガスは、都市ガスはなくLPガスのみです。高いかどうかわかりませんが、安くはないでしょう。

医療費は、医療機関のレベルによりかなり差がありますが、大きく綺麗な私立病院は日本の実費負担と同じ様な価格です。

公立学校の授業料、その他諸費用はかなり安いです。私立、インターナショナル学校は、グレードにより差が大きいですが、ハイグレードなところは日本よりも高い授業料が掛かります。

土地は、マニラ郊外の住宅地で、1㎡あたり3,000~6,000 Pesos辺りが多いです。住宅の建築コストは、100㎡の3ベッドルーム、スタンダードなグレード(日本よりはかなり落ちます)で、1.5~3 Million pesos程度です。

原価があまり掛からない単純労働型の商品は、日本よりもかなり安い様です。

また、安い商品がたくさんありますが、中国などからの輸入品で、品質が良くない物が大半と言えます。


ここ数年は、物価が高騰していますが、労働者の給与はほとんど変わっていませんので、生活がより苦しくなっていると言われています。

給与所得者は、かなり差がありますが、3,000 Pesos~18,000 Pesosが大半と言えます。この給与で現在の物価では、かなり生活は大変と想像できるでしょう。

お金持ちで生活が豊かな家庭は世界共通かもしれませんが、大地主、実業家、医者、政治家などが大半と言えます。