予約の「reservation」「appointment」の違いと使い分け

歯医者さんの予約を取る時に、「reservation」で良いのか疑問を感じました。早速、「reservation」「appointment」について、その違いと使い分けを調べました。


「reservation」は、列車の指定席、ホテルの部屋など、スペースを確保する場合に使います。

■ reservation – – (名詞)予約、指定
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

■ make a reservation – – 予約する

予約をしたいのですが。
I’d like to make a reservation.

テニスコートの予約をお願いしたいのですが?
Can I make a reservation for a tennis court?

7時に2名でテーブルを予約したいのですが。
I’d like to make a table reservation for two people for seven o’clock.

7月11日から5泊でファミリールームを予約したいのですが?
I would like to make room reservation for a family room for 5 nights from the 11th of July.


「appointment」は、医者、歯医者、弁護士、仕事上の誰かなどと会う約束をする場合に使います。

■ appointment – – (名詞)予約、約束、アポイントメント
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。

■ make an appointment – – 予約する、アポイントをとる

予約をしたいのですが。
I’d like to make an appointment.

羽田さんと予約をしたいのですが。
I’d like to make an appointment with Mr.Haneda.

髪のカットとシェーブの予約をしたいのですが。
I’d like to make an appointment for haircut and shave.

今日の午後、診察の予約が取れますでしょうか?
Can I make an appointment to see the doctor this afternoon.

御社の社長とのアポイントを明日頂きたいのですが。
I’d like to make an appointment with your president tomorrow.


ゴルフ場、テニスコートの予約は「reservation」を使います。スペースを確保するからです。

美容室やマッサージの予約は「appointment」を使います。スペースを確保するというよりは、美容師さん、テラピストさんとのアポイントだからです。

マッサージの予約の例文では、「reservation」を使ったものもありました。単に、スペースを確保する場合には「reservation」でも良いようです。ただ、美容室やマッサージで指名予約する場合には「appointment」となります。

迷った時には、自分の取りたい予約が、主体がスペースなのか、人なのかで判断すると良いと思います。

See you next time!