ニュースで「二国間の応酬」が毎日の様に報道されています。「応酬」を英語ではどの様に表現するのでしょうか?早速、「応酬」について調べました。
「応酬」とは、お互いにやり取りしたり、相手からの言動や行為などにに対してやり返すことです。やり取りが1~2回ではなく、しばらく継続している様な場合に使われます。
■ answer – – (動詞)応酬する、答える、応じる、(名詞)応酬、回答、返事
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
■ reply – – (動詞)応酬する、答える、返事をする、応答する、(名詞)応酬、答え、回答、返事
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
■ respond – – (動詞)応酬する、返答する、応答する、反応する
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
■ exchange – – (動詞)交換する、取り替える、両替する、(名詞)交換、やり取り
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
敵の軍艦は我々の警告に応酬した。
The enemy ship answered our warning.
市長候補者は対立候補者の厳しい批判に対して冷静に応酬した。
The candidate running for mayor calmly responded to the acute criticism of the rival candidate.
国連会議で参加国の間で怒りの応酬があった。
There was an angry exchange between the participants at the United Nations Congress.
日本と韓国がWTOで貿易問題で対立する中、他国は関与に消極的(記事タイトル)
As Japan and South Korea clash at WTO over trade, rest of world reluctant to get involved
*「reluctant」は、形容詞で「不承不承の、いやいやながらの、しぶしぶの」という意味です。
日本の韓国への輸出規制をWTOで協議(記事タイトル)
WTO agrees to discuss Japan’s export curbs on South Korea
日韓は貿易紛争でWTO会合で応酬(記事タイトル)
Japan and South Korea exchange barbs at WTO meeting over trade dispute
*「barb」は、「とげのある言葉、いやみ、あざけり」という意味です。
*「exchange barbs」は、「意見交換する、お互い侮辱し合う」という意味です。
*「dispute」は、「論争、紛争、争議、口論、けんか」という意味です。
日本のニュースでは「応酬」が多く使われていますが、英語ニュースでは同じ表現ではなく、様々な表現が使われているように思います。
See you next time!