十分を表す「enough」「sufficient」「adequate」の違いPart1 の続きです。
■ adequate – – (形容詞)足りる、不足しない、十分な、足りて、十分で
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
この証拠は十分ではない。
This evidence is not adequate.
食料と水の供給は足りていますでしょうか?
Is the food and water supply adequate?
エイデンはその新しいポストに適している。
Aiden is adequate to the new post.
この食事なら5人には十分です。
This meal is adequate for five.
その一時の避難場所は十分な収容能力がない。
The temporary refuge doesn’t have adequate accommodation.
世界一周旅行に十分なお金がありますか?
Do you have adequate money for the trip around the world?
我々は登山のための十分な食糧を既に用意した。
We have already prepared adequate food for the mountain climbing.
「enough」「sufficient」「adequate」の違いについてです。
まず、3つのニュアンスとして、若干の違いがありますが、かなり近いニュアンスであるということです。あまり神経質にならずに、違いを感じる程度で十分かもしれません。
「enough」は、その目的のためほどほどに十分にあるというニュアンスで、最もよく使われる表現です。有り余るほど十分という意味ではありません。5人家族生活には、現在の給与で「生活するには十分である」場合には「enough」を使います。
「sufficient」は、やや形式ばった表現で、その目的のためには事足りるというニュアンスです。「enough」とかなり同意語と考えて良いと思います。東北工場の改装工事には1,000万円の予算で「十分に事足りる」場合には「sufficient」を使います。
「adequate」は、その目的のために、必要最小限は満たしている、不足していないというニュアンスです。古い軽自動車でエンジンも少々くたびれているが、今回のドライブは2名での近場なので「この車で不足はない」場合には「adequate」を使います。
これら3つの表現は大変重要だと思いますので、今回、是非覚えたいと思います。
See you next time!