前回、「(発言を)取り消す、撤回する」を調べている時に、「失言」という表現が目に止まりました。早速、「失言」「失言する」について調べることにしました。
■ gaffe – – (名詞)失言、失態
*発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
■ gaffe-prone – – (形容詞)失言癖のある、失言の多い
■ make a (bad) gaffe – – 失言、失態
その政治家は失言を謝罪して、自の発言を撤回した。
The politician apologized for the gaffe and took back his words.
彼は失言の多い市会議員である。
He is a gaffe-prone city councillor.
その大統領は歴史に関する失言をした。
The president made a gaffe about history.
■ slip of the tongue – – 失言
*tongueの発音はこちらのページでスピーカーマークをクリックすると確認できます。
■ make a slip of the tongue – – 失言する、口を滑らせる
大統領による日本での失言(記事タイトル)
Slip of the tongue by president in Japan
教授は学生たちとのミーティングで失言をした。
The professor made a slip of the tongue at the meeting with students.
■ put one’s foot in one’s mouth – – 失言する、問題発言をする、へまをする、しくじる
失言してしまった。
I put my foot in my mouth.
内閣官房長官はしばしば問題発言をする。
The Chief Cabinet Secretary often puts his foot in his mouth.
*「Chief Cabinet Secretary」は、「内閣官房長官」という意味です。
私は彼女は今回は失言したと考える。
I think she put her foot in her mouth this time.
ニュースでは、「gaffe」と「slip of the tongue」が比較的多く使われているようです。「put one’s foot in one’s mouth」は「子供に手を焼く」「ケーキには目がない」「歯がたたない」のようなイディオム(慣用句)ですので、使う相手を考える必要があります。
See you next time!