フィリピンでは、お化け、亡霊を信じている人が多く、見たという話がたくさんあります。「ゴースト」以外の表現も多く聞きます。早速、「お化け、亡霊、幽霊」の表現について調べました。
■ ghost – – (名詞)お化け、亡霊、幽霊、怨霊、魂
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私はお化けを見たことがある。
I have ever seen a ghost.
たくさんの幽霊がこの城に出るという。
A lot of ghosts are believed to haunt this castle.
*「haunt」は「(幽霊などが)出る、出没する」という意味です。
■ spirit – – (名詞)お化け、亡霊、幽霊、霊、心、超自然的存在
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私は霊の世界に興味があります。
I am interested in the world of spirit.
その男は悪霊に取りつかれていたと言われている。
It is said the man was possessed with an evil spirit.
■ specter – – (名詞)お化け、亡霊、幽霊、妖怪、怖いもの
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私の彼女はお化けをとても怖がる。
My girlfriend is very afraid of specters.
彼らは共に、その瞬間に亡霊の存在を感じた。
They both sensed the spectre’s presence at that moment.
*「sensed」は「sense(感じる、気づく、理解する)」の過去形です。
*「presence」は「存在、現存、出席」という意味です。
■ spook – – (名詞)お化け、亡霊、幽霊、諜報員、スパイ
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妻は昨夜、トンネルでお化けを見たと言った。
My wife said she saw a spook in the tunnel last night.
もしかしたらそれは、そこで事故死した人の幽霊だったのかも。
Maybe that was the spook of the person who died in an accident there.
■ wraith – – (名詞)お化け、亡霊、幽霊、生霊、死霊
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ある時その家の中で一度、妻と私の二人とも生霊を感じることができたが、妻はより強くそれらを感じることができた。
Once inside the house, both My wife and I could feel wraiths, but my wife could feel the more powerful ones.
「ghost」は「お化け」の最も一般的な表現です。あまり怖いイメージはないかもしれません。「spirit」は目に見えない霊的なものの表現に使われる表現です。「specter」は人に恐怖を与えるものの存在、日本語では「妖怪」に多く使われています。「spook」は「お化け」と「スパイ」に使われる表現です。「wraith」は人が死ぬ前後に見る「生霊」というニュアンスがあります。
これ以外にも多くの表現があり、ノンネイティブがなかなか使い分けるのは大変そうです。
フィリピンでは、「ghost」と同時に「bad spirit」という言葉を聞きます。目に見えない何か悪いものがいる時に使われます。「悪霊」みたいな意味なのでしょう。
See you next time!