日常会話では「I’ve never」を時々使います。「~したことがない」と強く否定する場合に使います。と同時に、「~するのは初めて」という意味の場合もあります。早速、使い方を調べてみました。
■ I’ve never + past participle – ~したことがない。
*「I’ve never」は、「I have never」の短縮形です。
*「past participle」は、「過去分詞」という意味です。
私は海外へ行ったことがない。
I’ve never traveled abroad.
私は一度も、フィリピンへ行ったことがありません。
I’ve never been to the Philippines.
ここへ来たのは初めてです。(=以前、ここへ来たことはない)
I’ve never been here before.
私は以前、その人に会った事がありません。
I have never met the person before.
私はうなぎを食べたことがない。
I have never eaten Unagi before.
私はそれを見たことが無い。
I have never seen that.
生まれたからそんなの見たことない。
I have never seen anything like it in my life.
こんなに人を好きになったの初めてです。
I’ve never loved anyone like this before.
彼は今まで一度も海で泳いだことがありません。
He has never swum in the ocean up until now.
*「up until now」は、「今までで、現在までのところ」という意味です。
「I have not + past participle」でも、「~したことがない」という経験を表すことができますが、「never」を使う方が一度も経験していないことをより強調した表現となります。
「before」があってもなくても、過去からの経験を言っているのは同じです。そういう意味では、「in my life」があってもなくても基本的に意味は同じです。
「before」「in my life」を付けることで、さらに強調した表現となります。
下記の文は、言っていることは同じですが、ニュアンス的には強調される部分が若干変わってきます。また、「単なる刺し身の話をしている」のか、「目の前に刺し身があり食べようとしている」のか、あるいは「今食べたのか」などの状況によっても表現や訳し方が微妙に変わってきます。
彼女は刺し身を食べたことがない。(漠然とした経験)
She haven’t eaten sashimi.
彼女は一度も刺し身を食べたことがない。(一度もないと強調)
She has never eaten sashimi.
彼女は今まで一度も刺し身を食べたことがない。(今まで一度もないと強調)
She has never eaten sashimi up until now.
彼女は以前、一度も刺し身を食べたことがない。(過去に一度もないと強調)
She has never eaten sashimi before.
彼女は人生で、一度も刺し身を食べたことがない。(人生で一度も経験がないことを強調)
She has never eaten sashimi in her life.
See you next time!