「よろしくお願いします」は、日本人が頻繁に使うフレーズです。知人から「よろしくお願いします。って英語で何っていうの?」と尋ねてきました。そのまま直訳できませんので、そう言いたい理由を尋ねました。早速、「よろしくお願いします」の表現について、再度、調べました。
「私はピナ(名前)です。よろしくお願いします。」
初対面で会って、「今後ともよろしくお願いします。」と言いたい時です。
I’m Pina. Nice to meet you.
*「Nice to meet you.」は、「はじめまして」「お会いできて嬉しいです」「どうぞ宜しく」の様な挨拶の言葉です。
「今日は美味しい昼食をありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。」
何かのお礼を言って、「今後も引き続きよろしくお願いします。」と言いたい時です。
Thank you for nice lunch today. I’m looking forward to seeing you again.
*直訳は「またあなたにお会いできることを楽しみにしています。」という意味です。
「明日、オフィスにお伺いします。よろしくお願いします。」
相手に時間をとらせることに対して、「是非、その時、よろしくお願いします。」と言いたい時です。
I’ll come to your office tomorrow. I’m looking forward to seeing you then.
*直訳は「その時にお会いできることを楽しみにしています。」という意味です。
「私は初心者です。ご指導をよろしくお願いします。」
相手に何らかの頼みごとがあったり、アドバイスや支援を受けるので、「どうぞご支援をよろしくお願いします。」と言いたい時です。
I am a beginner. I would appreciate your guidance (support).
*直訳は「アドバイス(支援)頂けることに感謝します。」「アドバイス(支援)頂ければ幸いです。」という意味です。
*「Thank you for your guidance (support).」でも、似たようなニュアンスが伝わります。
日本語の「よろしくお願いします。」に一番近いニュアンスは「Thank you (very much)
」や「Thank you for your ○○.」のように思います。
知人のケースは、「明日のランチミーティングを宜しくお願いします。」と確認のメッセージをSNSで送りたかったようですので、 「 I’m looking forward to having a lunch meeting tomorrow.」を勧めました。
「I’m looking forward to」は、「~を楽しみにしています」という意味ですが、「よろしくお願いします。」の表現に使い易いと思います。
形式ばったビジネスシーンやメールでは、もっと堅い表現がたくさんあります。日常では、上記の程度でほとんど問題がないように思います。
See you next!