アメリカ映画やTVシリーズで「both of you」「you both」という台詞が時々出てきます。意味は「あなたたち2人」ということは分かりますが、実際、全く使ったことがありません。早速、「both of you」と「you both」の意味と使い方についてよく調べることにしました。
「you」には文法的には、「あなた」と「あなたたち」という両方の意味があります。
「you」を「あなたたち」という意味で使う場合には、たくさんの人を対象にした場合や不特定の人を対象にした場合に使われます。
目の前にいる数名に対しては「you」ではなく、異なる表現が使われることが一般的です。
■ both of you / you both – – 2人とも、あなた方2人とも
*「both of you」は、ややフォーマルな表現で、文頭か前置詞の後に置かれることが多いです。
*「you both」の方がよりカジュアルで日常会話で使われる表現で、主語の直後、動詞の前に置かれることが多いです。「be動詞」の場合は「be動詞」の後に置かれることが多いです。
君たち二人のことを心配している。
I’m worried about you both.
2人とも、すぐに黙れ!
You both shut up immediately!
あなた方二人とも、その少女に対してとても優しかったです。
You were both very kind to the girl.
あなた方二人とも、とても貢献してくれました。
Both of you have contributed greatly.
あなた方二人とも、この契約書に同意する必要があります。
Both of you must agree to this contract.
2人ともこのパーティーに来てほしいです。
I’d like both of you to come to this party.
あなた方二人とも、美人で、スタイルがいいです。
You are both beautiful and have great figures.
2人ともありがとう。
Thank you both.
Thanks to both of you.
*「Thanks to both of you.」は、2人に直接言う口語表現に使われます。
*「Thank you both.」の方がややフォーマル的な表現です。
複数の特定の相手に対しては
「you guys」「you girls / boys」「you ladies / gentlemen」「you guys」「you kids」「you three / four / five」「you all」「you 〇〇」
という表現もよく使われます。
あなたたち管理職には、高いモチベーションが求められる。
You managers are expected to maintain high motivation.
