「給料」ってsalaryとイメージされると思いますが、その他いろいろな表現があります。salaryの英語での意味も良くわかっていませので、早速調べました。
まず、日本語の違いをおさえておきましょう。
■給与とは
俸給・給料・賃金・歳費・賞与及びこれらの性質を有するものを言います。給与には残業費や各種手当、賞与といったものが含まれます。
■給料とは
残業費などの各種手当などを引いた、規定の勤務時間に対する報酬である基本給のことです。
給与は給料よりも広義で、会社などから受け取る報酬のすべてを給与と言えます。
pay
pay は口語的な語で給料を意味する最も一般的な単語です。職種や定期的、固定かどうかなど問わずに使用できます。
農民は毎週給料を受け取っている。
The farmers receives his pay every week.
salary
主として事務職や専門職の人に固定的に支払われる賃金です。また、月給というニュアンスもあります。
プロ野球選手の年棒制の給料もsalary、プロゴルファーなど収入の変動が多い場合にはincomeを使います。
彼は給料に不満を感じている。
He is discontented with his salary.
wage
時間、日、週などの単位で契約された給料で、作業員、店員、農業労働者などのアルバイトといった主として肉体労働の職業によく用いられます。
あなたの時給は1時間900円です。
Your wage is 900 yen per hour.
fee
医者・弁護士・芸術家などの専門職の人へそのつど支払われる謝礼的な意味合いのものです。.
その医者の報酬は高い。
The doctors fee is expensive.
allowance
定期的に支給される手当、給与などのことを指します。お小遣いの意味もあります。
あなたは旅費以外に日当を受け取る。
You will have daily allowance besides the travelling expenses.
移動手当
travel allowance
退職金
retirement allowance
ボーナス、賞与 - – bonus
給料日 – – payday
給与明細 – – payslip
月給 – – monthly salary
サラリーマン – – salaried worker、office worker; employee
*日本語のサラリーマンは和製英語です。
実業家、特に企業の経営者・管理職 – – businessman
*日本語のビジネスマンとは意味が異なります。
フィリピンでは、月給制の場合でも週払いが多いです。また、ワーカーの場合には、日給が一般的です。
フィリピンの約8割を占めると言われている貧困層では、日給でその日の食料や酒などを買い、その日にほとんど使ってしまう「その日暮らし」が大半と言えます。
See you next time!