「噂」って英語で言うと?

「その件は、噂で聞きました。」って言う時に、「噂」の単語は「gossip」ではない様に感じました。早速、「噂」に関する表現を調べることにしました。


■ gossip – – (不可算名詞*具体的には加算名詞)うわさ話、世間話
■ gossip – – (自動詞)[人の私事に関する] うわさ話をする。

噂は気にしないよ。
I do not care about gossip.

うわさ話は大嫌いだ。
I strongly dislike gossip.

私は彼の悪口を言う人が嫌いです。
I hate people who gossip about him.

ゴシップを流さないような使用人が欲しかったのです。
I wanted somebody who wouldn’t gossip.

彼女は噂話が大好きだ。
She is very fond of gossip.

ゴシップはその夜の主な話題であった
Gossip was the main business of the evening

私たちは友達のうわさ話をする。
We gossip with friends.

私たちは陰口を言われる。
People gossip about us behind our backs.


■ rumor – – (不可算名詞*具体的には加算名詞)うわさ、風聞、流言
■ rumor – – (他動詞)うわさをする

彼は噂を否定した。
He denied the rumor.

噂はすぐに広まった。
The rumor soon went about.

そんな噂は事実無根だ。
That kind of rumor is groundless.

そのうわさがパニックを起こした。
.The rumor spread panic.

彼が辞職したという噂がある。
There is a rumor that he has resigned.

実はそのうわさは根拠がない。
The fact is that the rumor is groundless.


■ hearsay – – (不可算名詞)うわさ、風聞

これは人づてに聞いた話なのです。
I am speaking from hearsay.

その件は噂に聞いている。
I know it by hearsay.

又聞きした話しじゃない。
I don’t speak from hearsay.

その話はまた聞きにすぎない。
This is mere hearsay.


上記、「gossip」「rumor」「hearsay」の違いについて調べてみましたが、十分に理解することができませんでした。

「gossip」は、他の人が、人や事項について語っていることで、比較的良くない内容に使われることが多いようです。

「rumor」「hearsay」は、「流言」「風聞」とやや難解な日本語ですが、興味本位の芸能界のゴシップ的なニュアンスでなはなく、事実かどうかは別として人づてに広まっている話で、良い内容、悪い内容の両方に使われます。「rumor」「hearsay」の違いは、「rumor」は広まっている情報であり、「hearsay」は言葉の示す様に「また聞き」と言うニュアンスです。

「gossip」は、「ミスで左遷させらえるみたい」「浮気がバレて家庭内が大変らしい」の様なニュアンスです。

「rumor」は、「フィリピンに新工場を作るらしい」「近々、大地震が来るらしい」の様なニュアンスです。

「hearsay」は、「近々役員に昇進するらしい」「夏のボーナスは増額されるらしい」の様なニュアンスです。

上記以外にも、「噂」に関する表現はたくさんあります。また、これらの違いは、日本語ではなく英語で調べて、そのニュアンスを理解することに挑戦してみてください。


See you next time!